大村知事発案の全国知事会プロジェクトチームが休み方を議論へ

全国知事会が立ち上げた休暇のあり方を検討するプロジェクトチームの会合が開かれ、ことしの夏に知事たちが一堂に会して行う会議で「休み方改革」がテーマとして取り上げられ、休暇の取りやすい環境づくりなどについて議論することになりました。
全国知事会の「休み方改革プロジェクトチーム」は、愛知県の大村知事の発案で設置されたものです。
今年度の1回目として開かれた24日の会合では、大村知事が愛知県内の学校などでは11月27日の「あいち県民の日」までの1週間に、独自に休みの日を指定できる取り組みを去年から始め、子どもの休みにあわせて保護者のおよそ4割が休暇を取得するなどの効果があったと説明しました。
続いて今後の取り組みについて話し合い、ことしの夏に知事たちが一堂に会して行う会議で休み方改革をテーマとして取り上げることになりました。
会議はことし7月31日から3日間の日程で福井県で開かれる予定で、海外の先進事例から学べることや休暇の取りやすい環境づくりについて議論するということです。
大村知事は「さまざまな意見が出ることで、新たな気づきが得られる。休み方改革は全国的に取り組むと効果が大きくなるので、広げていきたい」と話していました。