合計特殊出生率 愛知県内で最も高いのは清須市の1.78

女性1人が一生に出産する子どもの数を示した出生率のおととしまで5年間の調査結果が公表され、愛知県は1.44と全国平均を0.11ポイント上回りました。
市区町村別では清須市が最も高くなりました。
女性1人が一生に出産する子どもの数を示した「合計特殊出生率」について、厚生労働省はおととしまでの5年間の平均値を調べ、19日、公表しました。
それによりますと、愛知県は1.44で、全国平均の1.33を上回りましたが、前回公表された平成29年までの5年間と比べて0.11ポイント低くなりました。
市区町村別では、清須市が1.78で最も高く、大府市が1.71、日進市が1.68と名古屋市に隣接する自治体で高い傾向が見られました。
一方、最も低いのが名古屋市中区の1.00で、低い順に美浜町が1.16、南知多町が1.17となりました。
全国的に都市部で出生率が低い傾向が続いていますが、名古屋市中区は、調査対象となった全国1887市区町村の中で、下から25番目に低くなっています。
名古屋市全体では1.33でした。