扶桑町長選 現職の鯖瀬武氏が無投票で再選

任期満了に伴う愛知県扶桑町の町長選挙が16日告示され、現職の鯖瀬武氏のほかに立候補の届け出がなく、無投票で鯖瀬氏の2回目の当選が決まりました。

鯖瀬氏は63歳。
昭和58年に扶桑町役場の職員となり、住民課長や総務部長などを務めたあと前回・令和2年の町長選挙で初当選しました。
扶桑町は人口がおよそ3万5000。
老朽化した役場の庁舎や学校などの公共施設の維持や人口を維持していくための町のにぎわいづくりが課題となっています。
鯖瀬氏は「子育て支援や高齢者福祉などさまざまな施策にバランスよく取り組んでいきたい。住民団体によるイベント開催も補助して、コロナが収まった中、住んでよかったと思える元気で明るい町をつくっていきたい」と話しています。