愛知県東浦町が使わなくなった備品をメルカリで販売を開始

愛知県東浦町は今年度から町が所有する備品のうち使わなくなった物をフリマアプリで販売することになり、4日にその公式ショップがアプリ内に開設されました。

東浦町役場では4日、日高輝夫町長と大手フリマアプリ・メルカリの担当者などが出席して記者会見が行われました。
この中ではじめに日高町長が「もったいない気持ちを大切にした循環型の町を作りたい」などとあいさつし、町が所有するさまざまな備品をフリマアプリで販売することを発表しました。
アプリに開設された公式ショップでは催事などで使っていたレーザーディスクカラオケのセットが300円、水質調査で使っていたメスシリンダーが1400円など、5点が販売されています。
そして、かつて郷土資料館で展示されていた、重さおよそ3トンと2.5トンの2つの巨大な「岩塩」は4月18日の午前10時からひとつ30万円で販売するということです。
東浦町の日高町長は「町にとっては不要品でもうまく利用してもらえる人のところに渡っていき、再利用するという循環型社会に向けて取り組んでいきたい。そして注目の岩塩については”塩漬け”にならないことを願っています」と話していました。