ヤギが名東警察署の広報大使に任命 事故や詐欺は「だメー」

名古屋市の名東警察署では「名東」にかけて「メー」と鳴くヤギが広報大使に任命され、地元の祭りで交通事故防止などを呼びかける活動に参加しました。

名東警察署の広報大使に任命されたのは地元の会社が飼育している1歳のメスの「ももちゃん」と生後11か月のメスの「みみちゃん」で、警察署で2頭に委嘱状が渡されました。
このあと2頭はさっそく地元の桜祭りに登場し、交通安全などを呼びかける警察署のブースで子どもたちと触れ合いながら広報大使としての務めを果たしていました。
愛知県内では、交通事故による死亡者が3月28日の時点で34人と、東京と並んで全国で最も多くなっています。
2頭は今後、地域の祭りや小学校の交通安全教室などに参加して、交通事故や特殊詐欺の被害防止を呼びかける活動に励むということです。
名東警察署の花木竜彦署長は「きょうも大使としての責任を感じているようで、大変頼もしく感じます。ももちゃん、みみちゃんには県民と警察の間に入ってもらい安全の架け橋を担ってほしいです」と話していました。