愛知 新型コロナ感染者5週連続減少もインフルエンザは増加

愛知県内の医療機関で定点把握された新型コロナウイルスの感染者数は5週連続で減少し、入院患者数も2週連続で下回りました。
一方で、季節性インフルエンザの感染者数は、4週ぶりに増加しました。
3月10日までの1週間に愛知県内の195の医療機関で確認された新型コロナの感染者数は、1医療機関あたりの平均で7.69人と、前の週と比べて1.02ポイント減り、5週連続で減少しました。
保健所別では、県所管で8.64人、名古屋市で6.57人、豊橋市で6.08人、岡崎市4.82人、一宮市で11.92人、豊田市で7.78人となっています。
また、新型コロナに感染して県内の医療機関に入院している人は、13日夜の時点で672人で、先週の同じ日と比べて61人減りました。
このうち重症者数は8人で、こちらも先週の同じ日と比べて6人減りました。
一方、季節性インフルエンザの感染者数は、1医療機関あたりの平均で14.46人で、4週ぶりに増加しました。
愛知県の大村知事は、「第10波も終息に向かっていると思うが、引き続き、換気や手洗い、消毒、マスクの着用などの基本的な感染防止対策を心がけて欲しい」と呼びかけました。