中国の旧正月「春節」を前に 名古屋で「春節祭」にぎわう

中国の旧正月「春節」を前に、名古屋市の中心部では「春節祭」が開かれ、中国舞踊を楽しんだり正月遊びを体験したりする人でにぎわっています。

「名古屋中国春節祭」は、来月10日の「春節」を祝うことで、日本と中国の交流を図ろうと毎年、開催されています。
名古屋・栄の久屋大通公園の広場では、中国の少数民族の舞踊団などが伝統の踊りを披露し、客席からは大きな拍手があがっていました。
また、会場には現地の味を楽しむことができる料理店や、「空竹」と呼ばれるコマを回して遊ぶ正月遊びを体験できるコーナーなど、およそ70のブースが設けられ、家族連れなどでにぎわっていました。
名古屋にある中国総領事館の楊嫻総領事は「中国人も日本人も一緒になって春節を祝うことで、中国の文化や料理を知って楽しんでほしい」と話していました。
春節祭は8日午後5時まで開かれています。