能登半島地震 NPO法人が募金呼びかけ 名古屋

能登半島地震の被災地を支援しようと、現地で炊き出しなどの活動に取り組む名古屋市のNPO法人が、市中心部で募金への協力を呼びかけました。

募金活動を行ったのは、災害時に被災地で支援活動を行っている名古屋市東区のNPO法人「レスキューストックヤード」です。
集まった募金は今回の地震の被災地での活動資金にあてられるということで、名古屋市・栄にあるデパート前ではスタッフやボランティアなどおよそ30人が参加しました。
NPO法人は、これまでに支援したことがある石川県穴水町の社会福祉協議会の要請を受けて、今月3日からメンバーを現地に派遣し、避難所の炊き出しなどの支援活動を行っていて、7日は、現地で撮影した被災地の写真などを掲げながら協力を呼びかけていました。
募金を行った80代の男性は「元日から地震が起きて本当にびっくりしたし怖かった。自分にできることは被災地を思うことぐらいなので、こうした募金が少しでも助けになればと思う」と話していました。
「レスキューストックヤード」の林大地さんは「今の被災地の状況をしっかりと伝えることが重要で、募金をしてくれた方の思いを胸に、一日も早い現地の復旧のために活動していきたい」と話していました。