岐阜 高山市の市営スキー場で安全祈願祭

本格的なスキーシーズンを前に岐阜県高山市の市営スキー場で20日、シーズン中の安全を願う安全祈願祭が行われました。

高山市岩井町にある市営の「乗鞍高原飛騨高山スキー場」では3年前の記録的な豪雨で2つあったリフトのうち1基が壊れ、その後は1基のみで営業を続けています。
20日は今シーズンのオープンを前にスキー場のロッジで安全祈願祭が行われ、関係者およそ30人がシーズン中の安全や降雪を祈りました。
また、リフトや人工降雪機などのおはらいをしたあとテープにはさみを入れてシーズンの開始を祝いました。
市によりますと平成30年度のシーズンにはおよそ2万人が訪れましたが、新型コロナやリフトが壊れた影響で昨シーズンの利用者は6800人余りまで減ったということです。
スキー場は雪が少ないためオープンは12月26日以降の予定だということです。
高山市観光課の山郷三昭課長は「標高が高くパウダースノーで滑りやすいのでより多くの人に来てもらって雪のよさを知ってほしい」と話していました。