「ペスタロッチー教育賞」名古屋のフリースクール運営NPOに

優れた教育を行っている団体に贈られる「ペスタロッチー教育賞」に、名古屋市で学習が困難な子どもたちが通うフリースクールを運営するNPO法人「見晴台学園」が選ばれました。

広島大学などは、毎年、優れた教育を行っている人や団体に、スイスの教育思想家「ペスタロッチー」にちなんだ教育賞を贈っています。
ことしは、名古屋市で、読み書きが難しいなどの学習障害や知的障害のある子どもが通うフリースクールを運営している、NPO法人「学習障害児・者の教育と自立の保障をすすめる会見晴台学園」に賞が贈られることになりました。
見晴台学園は、平成2年、中学卒業後、学ぶ場がなかった学習や発達に困難を抱える子どもたちが通う無認可の高校として開設され、その後開校した中学校や大学もあわせて、これまでにおよそ100人が卒業したということです。
こうした取り組みについて、賞の実行委員会は「どの子どもにも教育の可能性を見て取ったペスタロッチーの思想と実践に通じる」と授賞の理由を説明しています。
見晴台学園の藪一之学園長は「今まで学園を支えてきた人たち全員で続けてきた取り組みが評価されたことは心強く、励まされる。障害や困難さがあっても自分らしく学びたいと思う人にぜひ学園を知ってほしい」と話しています。
表彰式は、21日、広島大学で行われる予定です。