“ヤングケアラーへの理解深める” 動画作成し公開 名古屋市

名古屋市は、病気や障害のある家族の介護や世話をしている子ども「ヤングケアラー」への理解を深めてもらおうと、市内の大学生の協力を得て動画を作成し、市のホームページ上で公開しています。

この動画は、ヤングケアラーへの理解を深め、適切な支援につなげようと、市が企画し、名古屋市立大学の学生が制作しました。
動画は2本あり、母親の車いすを押す男子中学生が、道で偶然、同級生とすれ違った時の心の動きを、男子中学生と同級生、それぞれの視点から描いています。
動画では、気まずさを感じていた男子中学生と同級生が、何気ないやりとりをきっかけに心を開く様子を表現していて、「あなたにとっての小さな勇気が誰かの世界を変えるかもしれない」というメッセージが添えられています。
名古屋市の調査によりますと、令和3年度、市内の中学2年生のうち12.1%が「世話をしている家族がいる」と回答した一方、「ヤングケアラー」ということばを聞いたことがないと回答した生徒は65.6%にのぼっています。
市は、この動画を市のホームページで公開するとともに、市中心部の大型ビジョンでも流すことにしています。
また、今月28日には、ヤングケアラーを対象に、オンライン上で悩みなどを相談し合うイベントを行うことにしていて、市のホームページで申し込みを受け付けています。