職員が保護者の名前を呼び捨て 名古屋市教委が謝罪

11月、名古屋市教育委員会が、いじめの相談に関する保護者からの電話を受けた際、職員が保護者の名前を呼び捨てにしていたことがわかり市教育委員会は「不快な思いをさせてしまい申し訳ない」と保護者に謝罪しました。
11月1日、中学生の娘へのいじめに関する相談をしようとした保護者からの電話を、名古屋市教育委員会の指導室の職員が受けましたが、電話を取り次ぐかどうか相談を受けた別の職員が、この保護者の名前を呼び捨てにしていました。
電話を受けた職員が、電話を「保留」にしていなかったことから、職員どうしのやりとりが保護者に聞こえていたということです。
保護者からの相談を受けた市議会議員からの指摘で、市教育委員会は、その日のうちに保護者に対し、直接、謝罪したということです。
市教育委員会は、呼び捨てにした職員を厳重に注意した上で、指導室の全職員に対し、保護者への適切な対応に努めるよう改めて周知したということです。
名古屋市教育委員会指導室は「保護者の方には不快な思いをさせてしまい大変申し訳ない」としています。