愛知県内では新型コロナなどの影響で新学期も学級閉鎖が相次ぐ

多くの学校で新学期が始まる中、愛知県内では新型コロナウイルス感染拡大の影響で、学級閉鎖の措置を取っている学校があわせて7校にのぼっているほか、インフルエンザによる学級閉鎖も1校で出ていて、愛知県は感染対策を呼びかけています。
愛知県によりますと、新型コロナウイルス感染拡大のため、三河地方の県立高校で4日から3日間、1クラスを学級閉鎖にしているほか、尾張地方の中学校と三河地方の小学校と中学校のあわせて3校では5日から最長で5日間、それぞれ1クラスを学級閉鎖にしました。
また名古屋市によりますと、東区と北区の小学校2校と千種区の高校1校で5日から最長で3日間、それぞれ1クラスを学級閉鎖にしたということで、新型コロナの影響で県内で学級閉鎖の措置を取っている学校は、あわせて7校になりました。
このほか名古屋市の特別支援学校では、インフルエンザの感染拡大のため5日から2日間、1クラスを学級閉鎖にしました。
愛知県内では、新型コロナの感染者数が高い水準にあるほか、8月末の時点でインフルエンザの患者数も国が定めた「流行入り」の基準を超えていることから、換気や手洗い、手指消毒、マスクの効果的な場面での着用などの感染対策を呼びかけています。