中日新聞社の最高顧問 大島宏彦氏亡くなる

中日新聞社の最高顧問で、プロ野球・中日ドラゴンズのオーナーも務めた大島宏彦氏が23日、呼吸不全のため亡くなりました。89歳でした。

大島氏は、名古屋市出身で1957年に当時の中部日本新聞社、現在の中日新聞社に入社し、東京支社の経済部記者やワシントン特派員などを経て、1987年に社長、1997年に会長に就任しました。2011年からは中日新聞社の最高顧問を務めていました。
1995年から2000年はプロ野球・中日ドラゴンズのオーナーを、1996年から2002年にはナゴヤドームの社長を務め、星野仙一さんを監督に招へいしたほか、本拠地をナゴヤ球場からナゴヤドームに移転させました。
会社によりますと、大島氏は、23日、呼吸不全のため名古屋市内の病院で亡くなったということです。89歳でした。
葬儀は近親者で執り行われ、後日、お別れの会を開く予定だということです。