東海3県 レギュラーガソリンの小売価格 180円台に

レギュラーガソリンの小売価格は、東海3県でも値上がりし8月21日の週、いずれも180円台となりました。
3県とも180円を超えるのは2008年8月以来、15年ぶりだということです。

国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、8月21日時点のレギュラーガソリンの平均小売価格は、愛知県で前週から2.9円上がって1リットルあたり181.2円、岐阜県で2.8円上がって184.3円、三重県で2.4円上がって182.3円となりました。
東海3県でいずれも180円を超えるのは、2008年8月以来、15年ぶりだということです。
これは、燃料価格の負担軽減策として国が石油元売り会社に支給している補助金が段階的に縮小していることや主要な産油国であるサウジアラビアやロシアが原油の自主的な追加減産を延長すると発表し原油価格が上昇したこと、それに、円安で原油の輸入価格が上昇していることなどが要因だということです。
8月28日の週のガソリン価格について、石油情報センターは「国から支給される補助金が縮小されていることに加え、円安傾向により原油の輸入価格が高い状況が続くため値上がりが予想される」としています。