こまめに水分補給を 消防などが熱中症注意呼びかけ

名古屋市で最高気温が33度を超えるなど各地で厳しい暑さとなった17日、名古屋市内の商業施設では消防局などがチラシを配るなどして熱中症の予防を呼びかけました。

名古屋市千種区の商業施設では名古屋市消防局などが熱中症の予防を呼びかける催しを開き、訪れた人にチラシを配ってのどが渇く前に意識的に水分を取るよう呼びかけたほか、飲料・食品メーカーは、水にレモン果汁と砂糖、それに塩を加えて家庭でも簡単に作れるスポーツドリンクを提供し、作り方を説明していました。
また、熱中症の搬送患者が増える時期に備えて、ことし5月に新たに配備された救急車「Blue EIGHT」も展示され、家族連れが実際に乗り込んで写真を撮ったりしていました。
子ども2人と訪れた母親は「子どもには水筒と塩分補給のタブレットを持たせるようにしています。できるだけ暑い時間を避けて活動するようにしたい」と話していました。
名古屋市消防局救急課の竹内宏実消防司令補は「例年この時期から熱中症疑いの搬送者が増え始めるので、こまめに水分を取って、元気に過ごしてほしい」と話していました。