三重・伊勢 交通相会合前に高校生がフランスの交通事情を学ぶ

三重県でG7交通相会合が今月16日から開かれるのを前に参加国の1つ、フランスの文化や学校生活などを高校生が学ぶ交流会が伊勢市で開かれました。

この交流会は交通相会合に参加するフランスへの理解を深めてもらおうと伊勢市が企画し、11人の高校生が参加しました。
講師はフランス出身で、志摩市で観光客への通訳などをしているアーデル・ジルダスさんが務め、パリから高速鉄道のTGVを使うとロンドンまで乗り換えなしで2時間15分で到着することや、フランスの高速道路では最高速度の制限が130キロまでになっているなどフランスの交通事情を説明しました。
また、フランスの学校生活については日本の小学校に該当するフランスの学校の多くは昼の休み時間が2時間あり、自宅で昼食を食べてもよいことを紹介し、フランス人が食事を大切にしていることを説明していました。
参加した男子生徒は「どれも興味深い話しで面白かったです。昼休みが長いのはフランスの食文化が関係していると分かっておもしろいと思いました」と話していました。