愛知県の新型コロナ感染者数 前の週よりも増える

6月4日までの1週間に「定点把握」された愛知県の新型コロナウイルスの感染者数は1医療機関あたりの平均で5.35人で前の週よりも増えました。

愛知県は県内195の医療機関で行われた定点把握による6月4日までの1週間の感染状況を発表しました。
それによりますと感染者数はあわせて1044人で前の週より116人増えました。
1医療機関あたりの平均では県所管で5.53人、名古屋市で6.19人、豊橋市で2.67人、岡崎市で2.91人、一宮市で3.83人、豊田市で5.89人となっています。
また新型コロナに感染して県内の医療機関に入院している人は7日夜の時点で297人で6月1日と比べて1人減っている一方、感染者のための病床使用率は18.8%で、0.7ポイント上がりました。
このうち重症患者の数は5人で6月1日と比べて1人増えました。
大村知事は記者会見で「感染がじわじわ増えていることは明らかで、特に若い世代が多くなっている。入院状況は比較的落ち着いているので、今すぐ厳重な警戒が必要というわけではないが、場面にあわせて感染防止対策をお願いしたい」と呼びかけました。