ぎふ信長まつり 信長役は従来通り公募で

去年、俳優の木村拓哉さんが織田信長役で出演し、全国的な注目を集めた「ぎふ信長まつり」がことしも11月に開かれることになりました。
信長役などは公募で選ぶということで従来の「市民参加型」の催しに戻ることになりました。
岐阜市によりますと、ことしの「ぎふ信長まつり」は11月4日と5日の両日、市の中心部で開かれ、メインとなる「信長公騎馬武者行列」は2日目に行われます。
去年の武者行列では俳優の木村拓哉さんが織田信長役をつとめ、まつり全体では主催者の発表で過去最多の62万人が来場するなど全国的な注目を集めましたが、ことしは信長役などを公募で選ぶことになりました。
これについて、岐阜市は「木村さんの出演は特別企画であり、もともと信長まつりは市民参加型のイベントだった」としていて、従来の形に戻す位置づけだとしています。
信長役などが乗る馬は、これまで利用していた乗馬施設から借りられなくなり、行列の開催を危ぶむ声もありましたがその後、ほかの施設から2頭を借りることができたということです。
まつりの詳細は8月をめどに公表される予定で、岐阜市は「ことしも多くの方々に来ていただき、まつりを盛り上げたい」と話していました。