大村の女性が制作 折り鶴アクセサリー 世界芸術競技で特別賞

パリで行われた美と平和の祭典・世界芸術競技で、大村市の女性が制作した折り鶴アクセサリーが特別賞を受賞し、5日、大村市の園田裕史市長に受賞を報告しました。

「世界芸術競技」は4年に1度、日本の芸術を世界に発信する祭典で、ことし3月、パリで行われた競技では、日本を代表するアーティストの作品、およそ180点が出品されました。

このうち、大村市のアクセサリー作家、大石華代さんが出品した「折り鶴アクセサリー」は、海外の審査員や一般の来場者から評価され、特別賞を受賞しました。

その大石さんは5日、大村市役所を訪れ、園田市長に受賞を報告しました。

大石さんから報告を受けた園田市長は「受賞おめでとうございます。鶴は平和の象徴で、長崎から発信され、世界で認められた。大石さんの思いを多くの人に知ってもらるように私たちもPRしていきたい」と受賞を喜んでいました。

大村市では、今月からふるさと納税の返礼品に大石さんの折り鶴アクセサリーを加えています。

大石さんは「初めての出品で受賞を知った時はびっくりして評価されうれしかった。折り鶴アクセサリーで日々の暮らしを輝けるものにできるよう多くの人に届けていきたい」と話していました。