糖度が高い「くり大将」の収穫開始 五島市

本格的な夏を前に五島市の畑ではほかに比べて糖度が高く甘みの強さが特徴のかぼちゃ「くり大将」の収穫が始まっています。

五島市の農協では農家の夏場の収入源にしてもらおうと、3年前からほかに比べて糖度が高く甘みの強さが特徴のかぼちゃ「くり大将」の栽培を農家に勧めています。

五島市内ではことし、22軒の農家があわせて11ヘクタールの畑で「くり大将」の栽培をしていて、収穫の時期を迎えています。

市内の野崎文善さんの畑でも今月に入ってから収穫が始まっていて、重さが2キロほどに育ったカボチャを1つずつ丁寧に収穫していました。

地元の農協では今年度、253トンの「くり大将」の収穫を見込んでいます。

収穫は今月いっぱい続き、商社を通じて全国の量販店などで販売されるということです。

野崎さんは「このかぼちゃはホクホクして甘みが強いことが特徴です。ぜひ全国のみなさんに食べてほしいです」と話していました。