長崎市のグラバー園 大型連休でにぎわう

世界文化遺産に登録されている「旧グラバー住宅」がある長崎県有数の観光地、長崎市のグラバー園は、大型連休を楽しもうと県内外から訪れた多くの人たちでにぎわっています。

世界文化遺産の「明治日本産業革命遺産」のひとつ、「旧グラバー住宅」は、日本の近代化に貢献したトーマス・グラバーの邸宅です。

この邸宅がある長崎市のグラバー園は県内有数の観光地で、大型連休中の1日も県内外から多くの人が訪れ、庭園から見える長崎の町並みを眺めたり、写真を撮ったりして楽しんでいました。

静岡県から訪れたという50代の男性は「興味があって、以前から来たいと思っていました。建物も異国に来たような感じで、景色もすばらしいです」と話していました。

グラバー園の広報担当の島崎清香さんは「グラバー園はことしで開園50周年を迎え、さまざまなイベントも開催するので、いい思い出になればいいと思います」と話していました。

グラバー園では今月5日まで、営業時間が午後8時半まで延長され、毎日、夜間のライトアップが楽しめるということです。