衆院補欠選挙長崎3区 出口調査結果 NHK

衆院補欠選挙長崎3区 出口調査結果 NHK

衆議院長崎3区の補欠選挙で、NHKは28日、有権者の投票行動や政治意識を探るため、出口調査を行いました。

調査は18の投票所で投票を終えた有権者1799人を対象に行い、74.7%にあたる1344人から回答を得ました。

一方、27日までに有権者のおよそ15%が期日前投票を済ませていますが、これらの方々は調査結果に含まれていません。

衆議院長崎3区の補欠選挙は、立憲民主党の山田さんが日本維新の会の井上さんを大きく引き離し、きわめて優勢です。

ふだん支持している政党について尋ねたところ、自民党が30%、立憲民主党が21%、日本維新の会が8%、、公明党が2%、共産党が2%、国民民主党が2%、れいわ新選組が3%、社民党が1%、参政党が1%、特に支持している政党はない、いわゆる無党派層が30%でした。

立憲民主党の山田さんは、立憲民主党の支持層の90%あまり、自民党の支持層の50%台後半、特に支持している政党はない、いわゆる無党派層の60%あまりから支持を得ました。

日本維新の会の井上さんは、日本維新の会の支持層の90%台半ば、自民党の支持層の40%あまり、無党派層の30%台後半から支持を得ました。

年代別で見ると、10代と20代のおよそ70%が立憲民主党の山田さん、およそ30%が日本維新の会の井上さんに投票しています。

30代の60%台半ばが山田さん、30%台半ばが井上さんに投票しています。

40代の60%あまりが山田さん、30%台後半が井上さんに投票しています。

50代のおよそ60%が山田さん、30%台後半が井上さんに投票しています。

60代の60%あまりが山田さん、30%台後半が井上さんに投票しています。

70歳以上の60%台後半が山田さん、およそ30%が井上さんに投票しています。

男女別では、男性の60%あまりが立憲民主党の山田さん、30%台後半が日本維新の会の井上さんに投票しています。
女性の60%台後半が山田さん、30%あまりが井上さんに投票しています。

出口調査では投票する際に最も重視した政策について尋ねました。

最も多かったのが「経済政策」で31%、次いで「医療・福祉政策」が27%、「子ども政策・少子化対策」が23%、「政治改革」が12%、「外交・安全保障政策」が4%、「エネルギー・環境政策」が3%でした。

投票する際に「政治とカネ」の問題を考慮したかどうか尋ねました。

「考慮した」が71%、「考慮しなかった」が29%でした。

「考慮した」と答えた人のうち、60%台後半が立憲民主党の山田さんに、およそ30%が日本維新の会の井上さんに投票しました。

「考慮しなかった」と答えた人のうち、50%台半ばが山田さんに、40%台半ばが井上さんに投票しました。

岸田内閣を支持するかどうか尋ねたところ、「支持する」が33%、「支持しない」が67%でした。

「支持する」と答えた人のうち50%台後半が立憲民主党の山田さんに、およそ40%が日本維新の会の井上さんに投票しました。

「支持しない」と答えた人のうち60%台後半が山田さんに、30%あまりが井上さんに投票しました。

前回、3年前の衆議院選挙で投票した人を尋ねました。

前回、自民党の谷川弥一さんに投票したと答えた人のうち、およそ50%が立憲民主党の山田さんに、40%台後半が日本維新の会の井上さんに投票しました。