パトカーとヘリが連携 高速道路で地上と空からの交通取締り

大型連休を前に県内の高速道路で、パトカーとヘリコプターが連携し地上と空の両方から監視する交通違反の取締りが行われました。

25日は、交通違反の取締りを前に、大村市で出発式が行われました。

式では、高速道路交通警察隊の林田秀雄隊長が「あおり運転などを抑止して、善良な高速道路利用者が安心して走行できるようよろしくお願いします」と激励しました。

続いて、隊員らがそれぞれパトカーやヘリコプターに乗り込み、取締りに出発していきました。

警察によりますと、地上と空から連携して県内の高速道路を監視し、交通違反を取り締まるということです。

県内の高速道路では、去年1年間で33件の事故が発生し、1人が亡くなっています。

また、あおり運転に関する通報は、年々、増加傾向にあるということです。

高速道路交通警察隊の林田隊長は「これから大型連休に入るので、運転の際はしっかりとルールを守って、安全確認を徹底してほしい。特にあおり運転に関しては重大な交通事故に発展する恐れがあるので、絶対にしないでほしい」と話していました。