端午の節句を前に「こいかまぼこ」づくり最盛期 南島原

端午の節句を前に、南島原市のかまぼこ店では、こいをかたどったかまぼこづくりが最盛期を迎えています。

「こいかまぼこ」は端午の節句のお祝い返しの贈答品などとして県内で親しまれていて、南島原市西有家町にあるかまぼこ店では「こいかまぼこ」づくりが最盛期を迎えています。

23日も店の職人が長さ30センチほどのこいの型にこいの目となる黒豆を置き、色づけしたすり身を鯉の模様に見立てて入れていきました。

続いて、色づけしていないすり身を型に叩きつけるように乗せていき2時間ほど蒸して上げると「こいかまぼこ」ができあがります。

この店ではことし、およそ1000個の「こいかまぼこ」を作る予定だということです。

「内田蒲鉾店」の店主の内田慎弥さんは「お子さんの健やかな成長を願って作っています。味にもこだわっていますので、じっくり味わって食べてほしいです」と話していました。