サイバー犯罪などの相談 去年1年間で3348件 長崎県警

去年1年間に長崎県警察本部に寄せられたサイバー犯罪などに関する相談の件数は、およそ3300件で記録が残る平成23年以降で2番目に多くなりました。

長崎県警察本部によりますと、去年1年間に警察に寄せられたサイバー犯罪などに関する相談件数は3348件となりました。

これは、前の年からわずかに減少したものの記録が残る平成23年以降で2番目に多くなっています。

内訳を見ますと、インターネットで購入した商品が届かないなどの「詐欺や悪質商法の被害関連」が1367件と最も多く、全体の4割余りを占めています。

次いでメールで偽サイトに誘導されるなどの「迷惑メールの被害関連」が860件、クレジットカードの番号が盗まれ、悪用されるなどの「クレジットカードによる犯罪の被害関連」が488件などとなっています。

警察はサイバー犯罪に巻き込まれないために、不審に感じるメールは開かないようにするほか、インターネットのサイトで利用するパスワードを解読されないように簡単な文字列にしないことや同じものを使い回さないように心がけてほしいとしています。