対馬市の厳原港と韓国プサンを結ぶ国際航路 今月23日再開へ

対馬市は新型コロナの影響などで運休となっていた対馬市の厳原港と韓国のプサンを結ぶ国際航路が今月23日から再開すると発表しました。

今月23日から再開するのは、対馬市の厳原港と韓国のプサンを結ぶ国際航路です。

対馬市によりますと、厳原港とプサンを結ぶ便は、日韓関係の悪化や新型コロナの影響で、2019年8月から全便が運休していましたが、政府の水際対策が緩和されたほか、厳原港の国際ターミナルの改修工事が終了したことなどから、5年ぶりに再開されることが決まったということです。

航路を再開するのは韓国の2つの事業者で、再開後は火曜、木曜、金曜の週3回、1日1往復の運航を予定しているということです。

対馬市の国際航路をめぐっては、一時、全便が運休していた市北部の比田勝港とプサンを結ぶ便が去年2月に再開しています。

対馬市は「これまで比田勝港に入港した人が厳原まで陸路で移動するケースも多かった。今回の再開で観光客などの利便性の向上につながることを期待している」としています。