長崎市 市民のDXのニーズ調べるアンケート調査実施へ

長崎市は市のデジタル化、デジタルトランスフォーメーションを進めるための会議を開き、市民のニーズを調べるためアンケート調査を行うことなどを決めました。

長崎市はDX=デジタルトランスフォーメーションによって市役所の業務の効率を高め、市民に便利な社会にしようと、3年前から市長や市の幹部による会議を開催していて、12日は今年度1回目の会議が行われました。

会議はおよそ30分間行われ、市の担当者によりますと、12日の会議では、ことし夏ごろにかけて市民や市内の事業者を対象にアンケート調査を行い、ニーズや課題などを調べることや、人口統計などのデータを市の施策に活用できる職員を育成するため研修を行うことが決まったということです。

会議の終了後、長崎市の鈴木市長は「長崎市のDXはまだ道半ばだと思っている。世界ではデジタルが共通の基盤となっているので長崎でも中小企業を中心にデジタル化を進めることも重要だと思っている。より多くの人がDXの恩恵を受けられるように取り組んでいきたい」と話していました。

市は次回の会議を夏以降に開催し、アンケート調査の結果などをもとに今後の取り組みの方針について協議することにしています。