「高校生平和大使ら 台湾地震の被災者支援で募金活動 長崎

台湾の東部沖で発生した地震の被災地を支援しようと、核兵器廃絶に向けた活動を行っている高校生らが長崎市で募金を呼びかけました。

募金活動を行ったのは、核兵器廃絶を求める署名を国連に届ける活動をしている「高校生平和大使」や「高校生1万人署名活動」のメンバーなど合わせて10人です。

高校生平和大使らは8年前の熊本地震やことし1月の能登半島地震のあとも募金活動を行っていて、今回も台湾の東部沖で発生した地震の被災地を支援しようと、7日、長崎市浜町のアーケード近くで募金を呼びかけました。

高校生らはそれぞれ募金箱を持ち、大きな声を出しながら台湾の被害状況を説明して支援を呼びかけると、多くの人が立ち止まって募金に応じていました。

今回の活動で集まった募金は、日本赤十字社長崎県支部を通じて台湾の被災地に送られるということです。

「高校生平和大使」で鎮西学院高校3年の大澤心春さんは「地震の光景を見て心が痛んだが、長崎からできる活動は募金活動なので、精いっぱいやりたい。集まったお金はけがをした人などの治療などに使ってほしい」と話していました。