バス停に特定の個人を中傷する貼り紙 巡査部長を略式起訴

バス停に特定の個人の容姿を中傷した貼り紙をしたなどとして、長崎県警の50代の巡査部長が県の迷惑行為等防止条例違反の罪で略式起訴されました。

略式起訴されたのは、長崎県警の50代の巡査部長です。

巡査部長は、県警本部に所属していた去年8月から12月の間に、2回にわたって通勤で使っていたバス停に、同じバスを利用していた特定の個人の容姿などを中傷する貼り紙をしたなどとして、ことし2月、書類送検されました。

そして、長崎区検察庁は、この巡査部長について、先月29日付けで県の迷惑行為等防止条例違反の罪で略式起訴しました。

警察は、ことし2月に巡査部長を戒告の懲戒処分としていて、警察の聞き取りに対し、巡査部長は「私の行為により、被害者をいやな気持ちにさせたり、不安な思いをさせたりしたことを大変申し訳なく思っていて反省しています」と話しているということです。