ツシマヤマネコ死ぬ 車にはねられたか 運転には注意を

長崎県の対馬にだけ生息する国の天然記念物で絶滅危惧種のツシマヤマネコが1日道路上で死んでいるのが見つかりました。
交通事故によるものとみられ、環境省の保護センターは4月はヤマネコの繁殖期で、頻繁に移動するため特に車の運転には注意するよう呼びかけています。

対馬野生生物保護センターによりますと、1日午前11時半ごろ、対馬市上県町鹿見の道路上で死んでいるツシマヤマネコが見つかりました。

現場の状況などから車にひかれて死んだとみられるということです。

野生のツシマヤマネコが交通事故で死んだとみられるケースはことしで4例目だということです。

保護センターによりますと4月はヤマネコの繁殖期で、頻繁に移動するため特に車の運転には注意するとともに誤ってはねてしまっても罪には問われないのですぐにセンターに連絡をしてほしいとしています。

対馬野生生物保護センターの電話番号は0920−84−5577です。