鎮西学院大学で入学式 新入生が新たな生活をスタート

新年度が始まった1日、諫早市の大学では入学式が開かれ、およそ170人の新入生が新たな生活をスタートさせました。

諫早市の鎮西学院大学で開かれた入学式には、今年度入学した176人の新入生が出席しました。

式では、政治学者として知られる姜尚中学長が式辞を述べ、「みなさんの高校の入学式は、新型コロナの影響で保護者が参加できなかったかもしれませんが、今回、ご両親を含めて皆さんを迎えられてうれしいかぎりです」と述べました。

そのうえで宮崎駿監督の長編映画、「君たちはどう生きるか」に触れた上で、「君たちはどう生きるかというテーマに、自分で答えられるようにしてほしい。この4年間は誰からも干渉されずに思うことがやれるはずです」と激励しました。

そして、新入生を代表して吉田七菜さんが「夢の実現のために、日々の暮らしを充実させるべく、自分で判断し責任を持って行動します。多様性が求められる今、自分の考えが偏ったものにならないよう、自分を成長させていきます」とあいさつしました。

式のあと、学生たちは、中庭にある満開のサクラの下で晴れやかな表情で記念撮影をしていました。