米平和団体のメンバー 長崎訪れ被爆者団体に原爆投下を謝罪

世界各地で活動を行う平和団体のアメリカ支部のメンバーが長崎市を訪れて被爆者団体と面会し、原爆投下を謝罪するとともに核兵器の廃絶に向けて連携を呼びかけました。

長崎を訪れたのは、カトリック系の平和団体「パックス・クリスティ・インターナショナル」のアメリカ支部のメンバー11人で、長崎市内で4つの被爆者団体の代表らと面会しました。

まず、ボブ・クッシング共同代表が声明文を読み上げ「アメリカ政府は投下から78年がたった今日まで、正式な謝罪をしておらず私たちはアメリカ市民として遺憾に思います」と述べて謝罪しました。

その上で、「同じ過ちが二度と繰り返されないようつとめていき、核兵器廃絶を目指すよきパートナーとしてともに祈り、声をあげ行動していくことを誓います」と述べて、連携を呼びかけました。

これに対し、「長崎県被爆者手帳友の会」の会長を務める朝長万左男さんは「去年、私たちの団体がアメリカを訪れた際に、若い世代の人たちに『謝罪はしなくていいから責任を感じてほしい』と伝えた。日本は第2次世界大戦の敗戦国で、アメリカの方から謝罪を受ける日が来るとは想像もしていなかったので、大変驚くとともに感動している」と話しました。

一行は、今月17日まで長崎に滞在し、長崎原爆資料館などを巡る予定だということです。