マイナポイント不正取得で初の検挙 佐世保市元職員書類送検
市民が新規に作成したマイナンバーカードを悪用しマイナポイントおよそ5万円相当を不正に取得したとして、佐世保市の元職員が書類送検されました。
警察によりますと、不正アクセスによるマイナポイントの不正取得の検挙は県内で初めてだということです。
書類送検されたのは佐世保市の元会計年度任用職員(25)です。
警察によりますと、職員は去年7月、市民7人が新規に作成したマイナンバーカードの情報を使って、マイナポイントあわせて5万2500円相当を勝手に申請し、不正に取得したとして、電子計算機使用詐欺などの疑いが持たれています。
マイナンバーを取得した市民が、すでにマイナポイントが申請されていたことから発覚し、市は調査の結果、元職員を懲戒免職とするとともに、警察に相談していたということです。
警察の調べに対し、元職員は容疑を認めているということです。
警察によりますと、不正アクセスによるマイナポイントの不正取得の検挙は県内で初めてだということです。