能登半島地震で被災者支援 長崎市の専門学校生が義援金

能登半島地震で被災した人たちを支援しようと長崎市の専門学校生たちが募金やイベントを通じて集めた義援金を被災地に贈ることにし、13日、県の担当者に義援金を託しました。

義援金を集めたのは、長崎市にある長崎医療こども専門学校で保育について学んでいる専門学校生たちで、13日は長崎県庁を訪れて県の担当者に会いました。

このなかで学生たちは「被災地や被災者のために少しでも役立てばと思います」と話し、義援金6万5000円余りを県の担当者に手渡しました。

贈られた義援金は校内に募金箱を置いて集めたもののほか、先月開いた卒業発表会やピアノの発表会で来場者に募金を呼びかけて集めたものです。

義援金は、今後、長崎県を通じて被災地の石川県に贈られることになっています。

義援金を贈った3年生の浦萌希さんは「避難所では大変なことがたくさんあると思うので、義援金が役に立ってほしい。保育を学んできたので、被災地の子どもたちの力になりたいと思っています」と話していました。