長崎 男性3人乗るタグボートが転覆 全員救助うち1人搬送

7日午後4時ごろ、長崎市で男性3人が乗っていたタグボートが転覆しました。
乗っていた3人は全員、救助されましたが、このうちの1人が船の燃料を飲んで体調不良を訴えて病院に運ばれ、海上保安部は詳しい状況を調べています。

7日午後4時ごろ、長崎市小ヶ倉町にある柳ふ頭の近くで、「3人乗りの作業船が転覆した」と別の船の乗組員から海上保安部に通報がありました。

長崎海上保安部によりますと、転覆したのは3人乗りのタグボートで、全員が海に投げ出されましたが、近くにいたボートに救助されたということです。

このうちの1人は船の燃料を飲み体調不良を訴えて病院に搬送されたということです。

転覆した船は当時、別のもう1隻の船とともに、大型の船を出港させるため、けん引の作業をしていたということで、長崎海上保安部が詳しい状況を調べています。

現場からの映像によりますと岸壁のそばで船が転覆し、赤い船底が海面から見える状態になっています。