JR新大村駅で整備 大型複合施設の一部店舗がオープン

JR新大村駅で整備が進む大型の複合施設のうち、一部の店舗が7日オープンし、記念のセレモニーが行われました。

JR新大村駅の周辺ではおととし9月に西九州新幹線が開業したのを契機に大型の再開発が進んでいます。

このうち、スーパーや大手雑貨店、マンションなどからなる複合施設「サクラミライ新大村」は、7日、一部の店舗がオープンしました。

7日は3つの店舗がオープンしこのうち、「スターバックスコーヒー」には開店と同時に多くの人がスタッフからの歓迎のことばで迎えられ、好みのコーヒーを注文していました。

また、県内最大の広さとなる大手雑貨店「無印良品」では、開店を前に長い行列ができていました。

これにあわせて記念の式典が行われ、大村市の園田裕史市長は「人口が50年以上増えている街だからこそできる『大村暮らし』を体感できる場所。子どもからお年寄りまで幸福を感じられるようにしたい」とあいさつしました。

来店した人たちは「記念すべき日だと思った。毎日通いたい」などと話していました。

このほか、イベントの利用もできるおよそ2000平方メートルの駅と商業施設をつなげる公園も供用を開始し、駅を中心としたにぎわいが期待されています。

地元の植松3丁目町内会の一山昇会長は「たくさんの若い人が並んでいてびっくりした。これを起爆剤に、街が活性化するとうれしい」と話していました。

「サクラミライ新大村」は今後、スーパーやクリニックなどが順次、オープンする予定です。