五島 小学校閉校前に児童たちがタイムカプセル製作

児童数の減少で今年度いっぱいで閉校することが決まっている五島市の小学校で、児童たちが思い出の品を詰めたタイムカプセルを作りました。

五島市の崎山小学校は、児童数の減少により今年度いっぱいで閉校することが決まっていて、新年度から子どもたちは近くの福江小学校に通うことになっています。

閉校を前に、7日は子どもたちの思い出にしてもらおうと、全校児童30人余りがタイムカプセルを作りました。

カプセルはダンボール製で、子どもたちは内側に先生や同級生と写した写真を貼り付けたり、校舎の絵を描いたりしていきました。

そして、出来上がったタイムカプセルの中に、子どもたちは未来の自分に宛てて書いた手紙や、友だちからもらった誕生日カードなど思い出の品物を詰めていました。

タイムカプセルは学校の体育館に保管し、6年生が二十歳を迎えた時に開ける予定にしています。

タイムカプセルを作った子どもたちは「低学年の時に木登りをした思い出の桜の木を描きました」とか、「いつか開けると思うとワクワクします」などと話していました。