AI利用で水道管の漏水調査を効率化 長崎市が研究開発で協定

長崎市は、専門的な技術を必要とする水道管の漏水調査を効率化しようとスタートアップ企業と共同でAIを利用したシステムの研究を始めることになり6日、協定が結ばれました。

協定を結んだのは長崎市上下水道局と、音の解析やAIを使った技術の開発を行うスタートアップ企業「wavelogy」です。

6日は、佐世保市出身の道上竣介社長が協定書に署名し、その後、鈴木市長を訪れて事業内容を報告しました。

水道インフラは高度経済成長期に埋設された管路の老朽化により漏水被害が相次いでいますが、漏水調査は、調査員が現場で専用の機械を使い地下の音を聞いて漏水箇所を判断していて、調査には専門的な技術をもった人材が必要です。

今回の協定では水道局は地下で配水管が破裂した時の漏水音データや配管の地図情報を提供し、「wavelogy」は提供されたデータを活用してAI=人工知能を使ったモバイル漏水調査システムの開発につなげるとしています。

鈴木市長は「高度経済成長期に整備された水道は老朽化が課題になっている。少ない人員で効率的、効果的な成果を見いだすツールに大変期待できる」と話していました。

また、道上社長は、「自治体や市民に役に立つものができるだけ早く世に出回るように開発を頑張りたい」と話していました。