島原のこども園 節分を前にグミで”豆まき”

3日の節分を前に、島原市のこども園では、豆の代わりにお菓子のグミを使って豆まきをしました。

島原市の認定こども園「ひかわ第一幼稚園」では、毎年、節分にちなんだ豆まきの行事を行っていますが、食物アレルギーのある子どもたちに配慮して、最近は柔らかいお菓子のグミを豆の代わりにして豆まきをしています。

2日、園で行われた豆まきでは、3歳から5歳までの園児91人が参加し、手作りの鬼のお面をかぶって会場の教室に集まりました。

そして、太鼓の音と同時に赤い鬼が教室に現れると、園児たちは大きな声で「鬼は外」と言いながら、元気いっぱいに鬼にグミを投げつけてました。

このあと鬼が逃げ出すと、園児たちはまいたグミをおいしそうに食べていました。

「ひかわ第一幼稚園」の入江靖宏園長は、「最初はアメなども試したんですが、鬼から痛いと意見が出てグミになりました。子どもたちが、みんなで安全に楽しく伝統行事を学んでもらいたいと思っています」と話していました。