自転車のヘルメット着用呼びかけ 県警本部が街頭キャンペーン

自転車に乗る人たちにヘルメットの着用を呼びかけようと、長崎県警察本部は2日、県内各地で街頭キャンペーンを行っています。

自転車のヘルメットは去年4月に着用が努力義務化となっていて、長崎県警察本部は2日、自転車に乗る人たちにヘルメットの着用を呼びかける街頭キャンペーンを県内22か所で行っています。

このうち諫早市の中心部では、バスケットボール・長崎ヴェルカの公式マスコット「LUCA」も参加してキャンペーンが行われました。

「LUCA」は長崎県警察本部の「自転車ヘルメット着用広報大使」を務めており、キャンペーンでは、自転車に乗って通学する中学生や高校生にヘルメット着用を呼びかけるチラシなどを配っていました。

警察によりますと、長崎県内では去年1年間に自転車の関係する事故が97件起きており、このうち諫早市では、県内の市や町の中で2番目に多い16件の事故が起きています。

一方で、去年夏に行われた調査では、長崎県内での自転車のヘルメット着用率は10.5%と全国平均を下回っており、警察は、今後も自転車に乗る人たちにヘルメットの着用を呼びかけていくことにしています。

キャンペーンを行った諫早警察署交通課の山口直樹課長は「ヘルメットは自分の命を守る重要なアイテムなので、ヘルメットをかぶって自転車を利用してほしい」と話していました。