10月開業「長崎スタジアムシティ」ことしの工事安全を祈願

サッカースタジアムやバスケットの試合を行うアリーナなどを備え、JR長崎駅の近くにことし10月に開業する「長崎スタジアムシティ」のことしの工事の安全を祈願する祈願祭が、16日、長崎市の神社で行われました。

「長崎スタジアムシティ」はJR長崎駅から北に800メートルほどの場所に大手通信販売会社の「ジャパネットホールディングス」が建設しています。

16日は、年が明けたのにあわせ、「ジャパネットホールディングス」や工事の関係者などおよそ80人が出席し、長崎市の淵神社でことしの工事の安全を祈願する「祈願祭」が行われました。

神社では宮司が祝詞をあげたあと、参列した人たちがおはらいを受けて、工事が順調に進むよう祈願していました。

このあと「長崎スタジアムシティ」の企画運営会社「リージョナルクリエーション長崎」の岩下英樹社長があいさつに立ち「いよいよラストスパートとなりました。ことしもよろしくお願いします」と関係者をねぎらっていました。

「長崎スタジアムシティ」はV・ファーレン長崎が使うサッカースタジアムや長崎ヴェルカが試合を行うアリーナのほか、ホテルや商業施設、それにオフィスビルを備えた複合型施設です。

施設は、ことし10月14日に開業する予定で、「ジャパネットホールディングス」では最初の1年間でおよそ850万人の利用者と、およそ963億円の経済波及効果を見込んでいます。

安全祈願祭のあと岩下社長は開業まであと9か月ほどとなった施設について「たくさんの人の自慢となるようなスタジアムシティにしたいと思っている」と話していました。