高さ約13メートル 雲仙市の橘神社 巨大門松がお目見え

正月を前に、長崎県雲仙市の神社では、高さおよそ13メートルの巨大な門松がお目見えしました。

雲仙市千々石町にある橘神社では、地域を盛り上げようと、20年以上前から新年にあわせて巨大な門松を飾っています。

地元の有志で作る実行委員会が1か月ほど前から準備を進め、24日朝は、十数人がかりで周囲およそ8メートルの土台にわらを縄で縛り付けるなどして門松を完成させました。

完成した門松の高さはおよそ13メートルで、48本の竹が使われていて、土台には縁起がいいとされる赤い実の南天が飾りつけられました。

門松を見にきた近所の60代の女性は「ことしもかっこいい。この門松がないと新年が迎えられない」と話していました。

橘神社の宮司、橘昌樹さんは「みなさまが来年1年間、幸せにくらせますよう願いを込めて地元の方と作りました」と話していました。

橘神社の巨大門松は、来年2月3日まで飾られ、参拝者を迎えます。