大村市の商店街で「高校生フェス」 ものづくり教室など開く

大村市の商店街で、9日、「高校生フェス」の催しが開かれ、市内の高校生たちが学校で学んだことをもとにしたものづくりの教室や商品の販売を行いました。

この催しは、大村市中心部の商店街周辺の4つの会場で市内にある6つの高校の生徒が、さまざまなイベントを開くことで、商店街の活性化につなげようと開かれているもので、ことしで8回目になります。

9日は、大村工業高校の生徒が子どもたちに木製のおもちゃづくりの教室を開いたほか、県立ろう学校は生徒が作ったアクセサリーづくりの教室を開きました。

また、大村城南高校の会場では、環境デザインを学んでいる生徒たちが指導役を務め、フラワーアレンジメントの教室で開かれ、参加者が作品づくりに挑戦していました。

また、向陽高校のエステティック科の生徒たちは、訪れた人たちにハンドマッサージのサービスを行い、会話を楽しみながら腕から手のひらにかけて丁寧にマッサージしていました。

ハンドマッサージを受けた女性は「すごく気持ちいいです。疲れがほぐれてきました」と話していました。

また、ハンドマッサージを行った向陽高校エステティック科女子生徒は「力加減に気をつけて行っています。先生や同級生以外と施術しながら話をすることがないのでいい経験になりました」と話していました。