維新所属 市議会議員3人離党届 総支部執行部からパワハラか

日本維新の会 長崎県総支部に所属する市議会議員3人が、総支部の執行部からパワハラ行為を受けたなどとして離党届を提出したことを明らかにしました。
これに対し長崎県総支部の執行部は「指導、監督はしたがパワハラをした認識はない」としています。

離党届を提出したのは日本維新の会の長崎市議会議員、梅本圭介氏と都留康敏氏、それに大村市議会議員の中村仁飛氏の合わせて3人で、3人は24日、長崎市で記者会見を行いました。

それによりますと、これまでに3人は日本維新の会長崎県総支部の執行部の複数の人から人格を否定するような発言を繰り返されたり、意見を述べた時に怒鳴りつけられたりするパワハラ行為を受けたと主張しています。

また、3人は党本部に対して県総支部の執行部の刷新を求めましたが状況は変わらず、今月、開かれた県総支部の役員会では役員の1人から「ポンコツ」ということばを投げかけられたため、離党届を出すことを決意したとしています。

離党届を提出した3人は、いずれもことし4月の市議会議員選挙で日本維新の会から立候補して当選していて、3人が離党すると日本維新の会の長崎県総支部に所属する現職の議員はいなくなります。

今回の問題について日本維新の会長崎県総支部の山田博司幹事長は「3人に指導、監督はしたが、パワハラをした認識はない。党勢拡大のために一致団結できていたと思っていたので、残念だ」などと述べています。