諫早市で伊木力みかんの収穫祭
特産の「伊木力みかん」の収穫が最盛期を迎えている長崎県諫早市で収穫祭が4年ぶりに開かれ、大勢の人たちが収穫の秋を楽しみました。
大村湾を臨む諫早市多良見町の伊木力地区ではおよそ250戸の農家が特産の「伊木力みかん」を栽培しています。
収穫が最盛期を迎える中、19日は2000平方メートルの畑が一般に開放され、家族連れなどがみかん狩りを楽しみました。
ことしは夏の猛烈な暑さもありましたが、台風の影響もなく豊作で甘みが強いみかんが出来たということで、家族連れなどが木いっぱいに実ったみかんを収穫しながらとれたての味を楽しんでいました。
諫早市の高校生の女の子は「自分で収穫するみかんはおいしさ倍増です。2キロはとりたいです」と話していました。
また、畑に近い選果場では、みかんやみかんの果汁を使ったすしやジェラートの販売が行われ、多くの人が買い求めていました。
催しの実行委員長で生産者の菅原篤博さんは「ほかの地域に比べると少し小ぶりですが、味は負けていません。生産者も減っていますが、全国的な銘柄に発展するように頑張っていきたい」と話していました。