長崎県のガソリン価格 5週連続値下がり 依然として全国最高

長崎県のレギュラーガソリンの平均小売価格は政府の補助金の拡充により5週連続で値下がりして186.2円となりましたが、依然として全国で最も高くなっています。

国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、今月16日時点の長崎県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、先週より2.1円下がって186.2円となりました。

ガソリン価格の高騰を受けて国が今月5日から補助金を拡充したため、5週連続の値下がりとなりました。

一方で、長崎県は離島が多く輸送コストもかかるため、6週連続で全国で最も高くなっています。

石油情報センターは「離島や小売店ごとの販売量が少ない場所では、価格が高かった時期のガソリンが残っていて、小売価格が下がりきっていない可能性がある。ただ、国の補助金拡充によって来週も価格がさらに下がる見通しだ」と話しています。