ガソリンの小売価格 6週ぶり180円台 依然として全国最高

長崎県のレギュラーガソリンの平均小売価格は、3週連続で値下がりして189.6円となりましたが、依然として全国で最も高くなっています。

ガソリン価格の高騰を受けて、国が先月7日から補助金を拡充したため、全国的に平均価格は値下がりしています。

国の委託を受けて価格を調査している石油情報センターによりますと、今月2日時点の長崎県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は先週よりも1リットルあたり1円下がり189.6円となりました。

平均小売価格が180円台になったのは6週ぶりとなりましたが、長崎県は離島が多く輸送コストがかかるため、依然として全国で最も高くなっています。

経済産業省は5日以降、各地のガソリンスタンドに卸される分から、1リットルあたり37.6円の補助金を支給することにしています。

今後の価格の動向について石油情報センターは「長崎県では価格転嫁の遅れがみられるものの、政府による補助金などの影響でレギュラーガソリンの価格は来週も値下がりが予想される」と話しています。