「長崎マリオットホテル」運営会社が長崎市で内定式

新たなJR長崎駅ビルに来年初めごろに開業を予定している「長崎マリオットホテル」の運営会社が長崎市で内定式を行い、内定者たちが新社会人への気持ちを新たにしていました。

JR九州が建設を進めている新たな駅ビルにはアメリカの大手ホテルチェーン、「マリオット・インターナショナル」系列の「長崎マリオットホテル」が来年始めごろに開業を予定しています。

ホテルを運営する「JR九州ホテルマネジメント」は2日、長崎マリオットホテルを担当する部署に配属を予定している内定者を対象に内定式を行いました。

内定式が行われたのは長崎電気軌道の浦上車庫で、内定者9人は、ホテルの開業などをPRするラッピング電車に乗って会場に到着し、入社後の意気込みを記したノートを見せ合いました。

式典で、浜田真知子代表取締役社長が「100年に1度のまちづくりの中、ホテルで働くと考えるとわくわくするのではないかと思う。一緒に楽しく働けることを心から楽しみにしています」とあいさつしました。

その後、内定者たちは緊張した面持ちで内定証書を受け取っていました。

内定者の平石彩花さんは「緊張もしているが、いろんなお客様に出会えるのが楽しみです。長崎で生まれ育ってきたので、長崎のいいところを伝えていきたい」と話していました。


「JR九州ホテルマネジメント」によりますと、今回の内定式は、長崎らしさを感じつつ記憶に残るような式にしたいという理由から、路面電車を活用して長崎電気軌道の浦上車庫で行うことが決まったということです。

長崎市内には、長崎マリオットホテルの開業やオープニングスタッフの募集を呼びかけるラッピング車両が走行していて、開業に向けた準備が着々と進んでいます。