「ネットオークション」利用増加 トラブル相次ぎ注意呼びかけ

インターネットを使って品物を売買する、「ネットオークション」の利用者が増加する中で県内では利用者からトラブルに関する相談が相次いでいるとして警察が注意を呼びかけています。

長崎県警察本部によりますと、県内では「ネットオークション」の利用に関する相談が相次いでいて、ことしに入って先月までに17件の相談が寄せられたということです。

相談は購入した商品が偽物の可能性があるとか、商品が壊れていて正常に作動しないといった内容が多く、商品を受け取ったあとに問題に気付くケースが相次いでいるということです。

警察によりますと、こうしたトラブルに巻き込まれるのを防ぐには安全性の高いサイトを利用したうえで、出品者の過去の取り引き状況を確認したり、連絡がとれなくなることがないよう、出品者の住所や名前を確認したりすることが有効だということです。

県警察本部サイバー犯罪対策課は「ネットオークションのトラブルは全国的に増加している。被害を未然に防げるよう料金を支払う前に十分に確認をしてほしい」と呼びかけています。